アート展『いつかのつづきと生きる』
ビーチに美術作品を展示するというのは世界でも稀有なことです。今回、宮城県にまつわる美術作家が、菖蒲田浜を舞台に、テーマである「いつかのつづきと生きる」を表現します。
喜多直人
1981 年石川県金沢市生まれ。「地球と人間の同居」をテーマに活動。様々な土地と人々のかかわり合いや、誰かにとっての日常は誰かにとっては非日常である事を撮影、記録し考察している。
2013年から宮城県塩竈市に移住し、大人から子供まで多様な人達と、その土地ならではの作品、装飾を共同制作している。
佐々瞬
1986年宮城県生まれ。2009年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。身体的な実践によって、過去の出来事を現在のなかに捉えなおすことで、個人や共同体の失われた関係性の再構築をはかる。東日本大震災後は、半壊した宮城県沿岸部・新浜の住宅を借り受け、アーティストや建築家らを招聘するプライベートなレジデンスプログラムなども企画する。
主な展覧会
「ナラティヴの修復」 せんだいメディアテーク 2021-2022
「公園/ローカルの流儀」(Gallery TURNAROUND、2021年)
「AVAT x Gallery TURNAROUND 2019 國際交流展」(2019 年、福利社、台湾 )
「あなたに話したいことがある」(2017 年、Gallery TURNAROUND、仙台)、
「うたが聞こえてくる暮し(旅先と指先)」(2016 年、ARTZONE、京都)など。
「六本木クロッシング 2016 展」(2016 年、森美術館、東京)、
「Omnilogue: Your Voice is Mine」(2013 年、シンガポール国立大学美術館、シンガポール)など。
タノタイガ
多様な表現手法によって社会制度やルールや法律などの記号性と媒体性を誇張した風刺的表現を行う。作者自身を媒体化することで日常に埋もれた社会や集団の倫理性を表出させ、作品の中にはユーモアと毒を兼ね備える。
展覧会
「15min.ポートレート 2008-2020」(Gallery TURNAROUND/仙台)2020
「ルイジトコトナリ」(はじまりの美術館/福島)2020
「あそびのじかん」(東京都現代美術館MOT/東京)2019
札幌国際芸術祭2017(札幌)2017
「3・11とアーティスト: 進行形の記録」(水戸芸術館現代美術センター/水戸)2012
「水と土の芸術祭2012」(新潟)2012
「タノンティア資料室」(せんだいメディアテーク/仙台)2011
「カフェイン水戸2011「かかわりの色いろ」(水戸芸術館現代美術センター/水戸)2011
ダウナーズ
菊池聡太朗(1993年岩手県生まれ、美術家)、千葉大(1992年宮城県生まれ、大工)、吉川尚哉(1992年岩手県生まれ、建築家) による空間設計ユニット。仙台で建築を学んだ後、各々の制作活動や建築/家具設計などを行いながら、プロジェクトごとに共同でデザイン活動を行う。これまでに、主に公共空間に設置する什器や、展示空間の設計・施工を行なっている。
主な作品に、POLYGONS(掲示板用什器)/せんだいメディアテーク(2019)、小森はるか+瀬尾夏美《みえる世界がちいさくなった》(展示構成デザイン・施工) 金沢21世紀美術館 (2021)、「PLATFORM」(フォリー) 仙台市新浜 (2021)がある。
過去作1: Loose Roof (屋外パビリオン), ブランチ仙台, 2020 photo by Aki Iwaya
アートディレクター:
関本欣哉
「ギャラリーターンアラウンド」代表 1975年仙台市生まれ。90年代後半よりアート作品の制作、発表をはじめる。2010年 より社会に繋がる表現の場として『ギャラリーターンアラウンド』を設立。
2016年に美術学校「仙台藝術舎/creek」を開校。
2019年 卸町の倉庫を改修し誕生した「スタジオ開墾」ディレクター。
2012年~ せんだい21アンデパンダン展 代表
SEVEN BEACH Light Up FES2022
~光のミチヒキ~
日程 / 2022年10月7日(金)十三夜、8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)満月
場所 / 菖蒲田海水浴場
時間 / 15:00-21:00
入場 / 大人 ¥5,000 小中学生 ¥1,000 未就学児 無料
駐車場/無料
主催 / SEVEN BEACH PROJECT 実行委員会
協力 / 七ヶ浜町観光協会、七ヶ浜町菖蒲田浜区、NIGHT WAVE、株式会社パルックス、TURNAROUND、attachman、しちがはまツーリズム、東北食の力プロジェクト、他
特別協力 / みやぎ海岸美化協議会・日本財団 海と日本プロジェクト
後援 / 七ヶ浜町